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2020年のものづくり補助金は1000億円規模!?

ものづくり補助金 補助金や中小企業支援制度

本日の朝日新聞社の記事によると「2020年も引き続きものづくり補助金が予定されている」とのことです。

詳細をみてみます。

ポイントは2点。
まず、「3年間かけて支出される方向」
次に「予算規模がほぼ1000億円規模で維持される」
ということです。

ものづくり補助金は今後3年間継続される?

まず、朝日新聞社の記事の抜粋です。

中小企業支援に3600億円を投じる調整に入った。年に1200億円ずつ、3年間かけて支出する方向だ。

(朝日新聞社2019.12.2記事より)

興味深いのが「3年間かけて支出される方向」という文言です。

今までも「複数年の運用を見込んで基金化しよう」とか「永続的な補助金に、という経済団体からの要望」
など数年かけての運営の要望があがっていましたが、2020年を含め、3年間、
つまり2021年も2022年も公募予定で話が進んでいるのでしょうか。

補正予算は「1月に決定、2月に公募開始」というスケジュール感だと中期的な設備投資計画などには
対応しにくいので、数年間補助金が行われる予定だと、中小企業側も計画を立てやすいですね。

ものづくり補助金の予算規模は現状維持の1000億円前後!?

朝日新聞社の記事の抜粋です。

中小企業支援は、「ものづくり補助金」が中心となる。この補助金は、2012年度から毎年度1千億円前後を補正予算に計上。財務省が成果の評価があいまいだとして見直しを求めていたが、規模がほぼ維持される見通しだ。

(朝日新聞社2019.12.2記事より)

まず、1つ目の抜粋文「中小企業支援に年に1200億円」というのは昨年度の補正予算規模と同程度です。

昨年度はそのうち、1100億円が「中小企業生産性革命推進事業」(下画像)として割り当てられました。
「中小企業生産性革命推進事業」を更に分割すると、
ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金の3つの補助金です。

【中小企業生産性革命推進事業(平成30年度補正)】

そのうち、ものづくり補助金の予算は約800億円でした。
来年も、ものづくり補助金のほか、持続化補助金、IT導入補助金も公募されるとの噂なので、
ものづくり補助金の予算も今年同様800億円程度になると当社では見込んでいます。

いよいよ補正予算も12月中にもまとまりそうです。
引き続き情報の更新がありましたらこのブログでも紹介していきます。

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