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〈生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金〉補助対象設備は9種類の予定か

補助金や中小企業支援制度

令和2年1月20日に
令和元年度補正予算「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」に係る補助事業者(執行団体)の公募※
が始まりました。

※注意:省エネ設備導入を行う事業者を公募するものではなく、執行団体を公募するものです。

この公募要領から「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」の概要が
徐々に明らかになってきましたので今回判明分をご紹介します。

令和元年度補正予算「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」の政府PR資料

下画像は中小企業庁のPR資料です。2019年12月時点ではここまで明らかになっていました。

(出所:経済産業省関係令和元年度補正予算案PR資料より)

令和元年度補正予算「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」の概要

今回の、執行団体の公募要領12ページ、「間接補助事業の概要について(予定)」
新たな概要が記載されていますので補助対象事業者や補助対象設備等の概要をご紹介します。

【執行団体の公募要領12ページ、「間接補助事業の概要について(予定)」】

(出所:当該補助金の執行団体の公募要領12ページ

しかし、現時点ではあくまで予定ですのでご注意ください。

補助対象者

全業種の法人及び個人事業主(中小企業者等に限る)

補助対象事業

工場・事業場における既設設備を、生産性及び省エネルギー性能の高い設備へ更新を行う事業。

〈補足〉
対象事業はたとえば、省エネ化(電気量などの大幅削減)を実現できるCO2レーザ加工機からファイバレーザ加工機への更新など。
新規・増設は対象外。

補助対象設備

今までの資料では「マシニングセンタ、レーザ加工機、射出成形機等」となっていましたが、
今回の資料では下記の9種類の設備となりました。
概ね、下記9種類が対象設備で公募されるのだと思います。

①マシニングセンタ
②ターニングセンタ
③旋盤
④レーザ加工機
⑤研削盤
⑥フライス盤
⑦プレス
⑧印刷機
⑨射出成形機

〈補足〉
下記※のように今後、変更等もある見込みです。
※補助対象設備については今後変更があり得る。
※具体的な基準については、経済産業省と協議の上決定する。

補助対象経費

「補助対象事業」に要する経費のうち、設備費

1事業当たりの補助率と補助金額

補助率:1/3以内
補助限度額:まだ決まっていない

〈補足〉
補助限度額に関して、資料には「上限額及び下限額については、経済産業省と協議の上、決定する。」となっています。

公募期間

3月〜5月?における1ヶ月弱。

〈補足〉
公募期間に関して、資料には記載されていませんが、
執行団体の公募締切が2月である点や、
本予算で行われる一般的な省エネ補助金とは異なり補正予算で執行される点であることから
例年5月ころ開始される本予算分とは異なり、3月頃公募開始と予想しています。

まとめ

徐々に内容が明らかになってきました。

次の詳細はおそらく公募要領の発表になるのではないでしょうか。
今回創設された補助金で公募期間も短いことが予想されるので、
導入設備の想定など、できる限りの準備はしておきたいものです。

今後も詳細が公表され次第、当ブログでもご紹介していきます。

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