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地方の中小企業はスマホ集客が有効

販売促進・売上アップ

当社の経営相談でとくに地域密着型、つまり地域の顧客がターゲットである業種(飲食、美容院、工務店等)の経営者から相談が多いのがスマホを活用した集客である。
ここではスマホで集客することの重要性を知り、スマホ集客の構築ステップの概要を理解してもらいたい。
今回の記事では特にスマホで集客することの重要性にスポットをあてて紹介する。

スマホで集客した成功例

当社の活動する山口県などの地方部においては、スマホで集客することは非常に重要であり、さらに成功する可能性は高い。
まず、当社の関わったスマホ集客での成功例からご紹介する。
スマホ集客の成功例
上図のようにネット広告を10万円かけ、自社のHPに見込み客(つまり同社近隣エリア)からのアクセスを集めた。その合計で600万円程度の受注を獲得できた。
このようにターゲット顧客が地元周辺である地域密着型の企業、たとえば飲食店、美容院、工務店などはスマホ集客で結果を出せる可能性は高い。

スマホで集客の定義

スマホ集客の話をする前に、まず「スマホ集客」の定義をしておく。

ここでは「スマートフォンで見ても崩れないデザインのWEB(ホームページ)で店舗に集客すること」とする。

スマホ集客の定義

スマホで集客することがチャンスな理由

スマホで集客することは地方の地域密着型ビジネスにとってはまだおおきなチャンスである。理由を2つ紹介する。

理由① 顧客はWEBで探している

当たり前のことであるが、とくに近年、見込み客はWEB経由で御社を探していることが多い。またその傾向は増えている。消費者庁の調査によると、商品やサービスを選ぶときの情報を得る機会は「家族、友人、知人か らの情報」を挙げた者の割合が、52.4%と最も高く、以下「インターネットサイト」(47.7%)、「チラシ・パンフレット」(44.6%)、「販売員の説明」(41.1%)などの順になっている。10年前の調査では今よりネットの割合が低く、テレビや新聞などの割合が高かった。

《商品やサービスを選ぶときの知識・情報を得る機会》
商品やサービスを選ぶときに意識すること
(出所:「平成 28 年度消費者意識基本調査」の結果について by消費者庁

また、下記のMM総研の調査結果に見られるように、スマホ利用者は増えている。スマホの増加によりいつでもどこでもWEBで検索可能になっていることからスマホの利用頻度や利用時間も増えており、地元のお店をWEBで探す人も増えている。
《スマートフォン契約数の推移・予測》

(出所:MM総研調査

理由② パソコンでなくスマホで検索している

先述のようにスマホを所有する人が大半になり、スマホはいつでもどこでも検索できるため、とくにプライベートな地域店舗を探すときなどはパソコンでなく、スマホで検索している人が多い。

地域の店舗をスマホで検索している人の割合はおおよそ8割以上である。下記はGoogleキーワードプランナーで調べた「下関 ●●」と検索する人のスマホとパソコンの割合である(タブレットはスマホに含んでいる。2018.5-2019.4の12ヶ月のデータ。)。

このようにスマホで検索している見込み客が多いのに現状では、パソコンでしか適切に反応しないホームページの店舗も多い。そういったホームページは言うまでもないが顧客の反応率は高くはない。

まとめ

以上スマホで集客することが地域密着型の店舗にとって重要である理由をご紹介した。

年々、スマホを利用する環境が改善されていることもあり、今後もスマホを活用して店舗を検索する見込み客が増えていく。そのためスマホでの集客の重要性もますます高まっていくのは確実である。

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