ものづくり補助金〔一般型〕の3次締切分の採択発表がありました
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕の3次締切の採択発表がありました。
当社のご支援先も10社、採択されました。
採択発表の結果から、今回の3次公募に関しての
当社の見解をご紹介させていただきます。
採択率は低く難関であった
採択率は下表【1次締切から3次締切までの応募者数や採択率の推移】のように38.1%と、
1次締切(62.5%)や2次締切(57.1%)と比較して非常に低かったです。
倍率に換算すると2.6倍であり、2.6者に1者しか採択されないという難関でした。
また、下表【3次締切の結果概要】からみてみても、
特別枠での応募の場合は採択率が47.1%でしたが、
通常枠での応募の場合は20.7%でした。
つまり、通常枠での応募は非常に厳しい、ということですね。
なので4次締切に応募される方はできるだけ「特別枠」での申請をおすすめします。
【1次締切から3次締切までの応募者数や採択率の推移】
項目 | 応募者数 | 採択者数 | 採択率 |
1次締切 | 2,287 | 1,429 | 62.5% |
2次締切 | 5,721 | 3,267 | 57.1% |
3次締切【今回発表】 | 6,923 | 2,637 | 38.1% |
【3次締切の結果概要】
項目 | 応募者数 | 採択者数 | 採択率 |
全体 | 6,923 | 2,637 | 38.1% |
うち特別枠 | 4,560 | 2,148※ | 47.1% |
うち通常枠 | 2,363 | 489 | 20.7% |
※結果として特別枠申請から通常枠の採択数(1,072)を含む
4次締切の採択率の予想は?
3次締切の採択率は38.1%と、過去のものづくり補助金と
比較してみても低かったです。
採択率がこれ以下になってしまうと、応募意欲も大幅に下がってしまう可能性もあるため
採択率はこれよりは低くならないのではないかと当社では予想しています。
なので4次締切の採択率はすくなくとも40%台になるのではないかと思っています。
コロナにより経済が停滞している中、景気刺激策をふくめ、
前向きな設備投資をする企業には有効な補助金です。
4次締切は締切まであと2ヶ月ありますがとくに初めて申し込まれる方は各種書類の準備が大変です。
4次締切に応募される方は早めに取り組まれることをおすすめします。