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ものづくり補助金(令和元年度補正:2020年実施)の2次公募の概要と変更点

ものづくり補助金 補助金や中小企業支援制度

ものづくり補助金(令和元年度補正:2020年実施)の2次公募が開始しました。
この記事ではその概要と変更点をご紹介します。

ものづくり補助金(令和元年度補正:2020年実施)の2次公募の概要

ものづくり補助金2次公募の概要は下記のとおりです。
ざっくりご紹介すると、公募期間以外の主要なルールはほぼ1次公募と変化ありませんでした。

ものづくり補助事業公式ホームページへのリンク

http://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html

公募期間

【公募開始日】 令和2年3月31日(火) 17時
【申請開始日】 令和2年4月20日(月) 17時
【申請締切日】 令和2年5月20日(水) 17時

補助上限・補助率

【補助上限】 1,000万円
【補助率】 中小企業 1/2、 小規模企業者・小規模事業者 2/3

補助要件

以下を満たす3~5年の事業計画の策定及び実行
・付加価値額 +3%以上/年
・給与支給総額+1.5%以上/年
・事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円

ほか

1次締切で不採択だった方は、2次締切に再度ご応募いただくことが可能

ものづくり補助金2次公募(令和元年度補正:2020年実施)の1次公募と比較した変更点

公募要領ベースで、1次公募と比較して、2次公募で変更となった点は主に下記の3点でした。(当社調べ:詳しくは公募要領をご参考ください)

当社の予想では1次公募でとくに賃上げの要件が複雑で事業者からは不評だったと感じたので、
その辺を含め、変更点が多いかなと思っていましたが、
ほぼ1次公募の内容を踏襲したものとなりました。

変更点①応募要件がよりわかりやすく記載された

下記抜粋の赤点箇所のように、応募要件である、給与支給総額と事業場内最低賃金に関して、それぞれ別途に記載されました。

【公募要領7ページより当該箇所抜粋】

このことにより、それぞれの要件に関してよりわかりやすくなりました。
といってもなかなかこの要件を理解するのは難しいですが、、。

変更点②事業資金の調達についてより選択肢が増えた

下記抜粋の赤点箇所のように、ものづくり補助金での
事業資金の調達について、つなぎ融資や概算払いを利用することが可能、ということが明示されました。

【公募要領9ページより当該箇所抜粋】

ただ、当社的には概算払等は「資金繰りの観点から必要と認められた場合」なので、そもそもそれほど資金繰りが厳しい事業であれば
申し込む前提として大丈夫なのかな、、という気はしています。

変更点③事業計画をより簡潔にまとめる方向に

下記抜粋の赤点箇所のように、「事業計画書その1、その2、その3を合わせて計10ページ以内での提出が基本」となりました。

【公募要領17ページより当該箇所抜粋】

1次公募では、事業計画書 その1、その2を合わせて計10ページ以内での提出が基本でしたので、より簡潔にまとめる必要が出てきます。

まとめ

ものづくり補助金の2次公募もついにはじまりました。

締切まではゴールデンウィークをはさみますし、新型コロナの対策で通常業務も落ち着かないことが
予想されますが、生産性向上のための設備投資を検討されている企業様はぜひこの機会に申し込まれることをおすすめします。

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