ものづくり補助金の8次締切分の採択発表がありました
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の8次締切の採択発表がありました。
当社のご支援先も3社、採択されました。
採択発表の結果から、今回の8次公募に関しての
当社の見解をご紹介させていただきます。
採択率は60%と、非常に高かった
採択率は下表【1次締切から8次締切までの応募者数や採択率の推移(一般型)】のように60.0%と、
1次締切(62.5%)以来の久々の60%超えでした。
【1次締切から8次締切までの応募者数や採択率の推移(一般型)】
項目 | 応募者数 | 採択者数 | 採択率 |
1次締切 | 2,287 | 1,429 | 62.5% |
2次締切 | 5,721 | 3,267 | 57.1% |
3次締切 | 6,923 | 2,637 | 38.1% |
4次締切 | 10,041 | 3,132 | 31.1% |
5次締切 | 5,139 | 2,291 | 44.5% |
6次締切 | 4,875 | 2,326 | 47.7% |
7次締切 | 5,414 | 2,729 | 50.4% |
8次締切 | 4,584 | 2,753 | 60.0% |
また、下表【8次締切の結果概要】からみてみても、
新特別枠での応募の場合は採択率が65.8%でしたが、
通常枠での応募の場合は54.5%でした。
つまり、今までの傾向と同じで当たり前ですが、新特別枠で応募したほうが
通常枠より採択が優遇されます。
なので次回の9次締切に応募される方はできるだけ「新特別枠」での申請をおすすめします。
【8次締切の結果概要】
項目 | 応募者数 | 採択者数 | 採択率 |
全体 | 4,584 | 2,753 | 60.0% |
うち新特別枠 | 2,237 | 1,472※ | 65.8% |
うち通常枠 | 2,347 | 1,281 | 54.5% |
※結果として特別枠申請から通常枠の採択数(294)を含む
ものづくり補助金9次締切の採択率の予想は?
8次締切の採択率は60%と高く、
過去のものづくり補助金の中でもかなり採択されやすいレベルでした。
5次以降は40%超えが続いており、
コロナ対応の経済対策といった一面もあるので
9次の採択率も少なくとも40%以上はあるのではと当社では予想しています。
結果的には今回と同様に60%くらいになるのではとも思っています。
8次締切は過去3年に2回以上採択されている企業は申込み自体できなくなっていることからも、
あと、全体的な傾向としてはじめて採択された企業が多かったように見受けられました。
つまりは初めて応募される企業にとっては有利になりますので
今までものづくり補助金にトライされたことがない企業も応募してみるのも良いかもしれません。