平成30年度補正予算(令和元年実施)の、ものづくり補助金の2次公募の日程は?
「平成30年度補正予算(令和元年実施)の、ものづくり補助金の2次公募はあるのか、またその日程は?」ということについてご紹介する。
ものづくり補助金の2次公募は高い確率である
ものづくり補助金の2次公募は凡そあると考えていよい。
一番の根拠は経済産業省の当該予算関連のホームページにその旨、記載されているからだ。
具体的には上記のホームページに
「夏以降に2次公募を行うことも予定しています。」
とある。
また、2つ目の根拠は、近年のものづくり補助金の傾向をみてみると2次公募が行われているのがほとんどである、ということ。
平成24年度補正予算以降、昨年まで6年度この補助金が行われたうちで、2次公募は5年度において行われている。
以上2つの根拠から、令和元年実施のものづくり補助金の2次公募もほぼあると考えて良い。
公募(募集)の時期と期間は?
公募時期は7月中旬以降〜8月下旬頃までになるのではないかと予想している。理由は下記の2つの理由からである。
1つ目の理由は、6月末に1次公募の採択発表がある見込みなので7月に2次公募を開始すると切れ目なくスムーズであること。
下記画像のように過去も1次公募の採択発表後、1週間程度で2次公募が始まっていることが多い。
直近の29年度補正では2次公募が1ヶ月以上間をおいているが、平成30年7月豪雨(2018年6月28日〜7月8日)への諸対応から遅れたものと当社では認識している。実際にその2次公募では豪雨災害が深刻であった地域に優遇措置が取られた。
【過去のものづくり補助金の2次公募の時期】
2つ目の理由は、公募期間があまり後ろにずれ込むと、設備の納期などが間に合わなくなるので、例年早めの公募時期の要求が企業側からあるため実施をあまり遅くにしたくないため。
また、公募期間に関しては、は例年1ヶ月〜1ヶ月半であるので、今年もその程度であると思うので7月〜8月ころに公募があると思われる。
ただし昨年のように、台風や局地豪雨などの災害があった場合はそれへの対策のため公募時期や期間がずれることがある。
採択率は?
採択率は30%程度になるのでないかと予想している。
昨年度(平成29年度補正予算)の2次公募の採択率はおよそ39%であった。ただ今年度は全体の予算が1〜2割程度減少していることもあり、採択率も昨年より下がり30%程度になるのではないかと思っている。
募集における1次公募との違いは?
募集における要項等は1次公募とほぼ同じだと考えている。例年ほぼ1次公募と2次公募は同じだからである。
まとめ
2019年の夏にも高い確率でものづくり補助金が実施される。
設備投資を予定されている企業は良いチャンスなのでこの機会に検討されてみるのも良い。