事業再構築補助金とものづくり補助金の違いを比較〜その３【補助率と補助金額】
「事業再構築補助金」に関して、
中小企業向け補助金で幅広く活用されており認知されている「ものづくり補助金」との違いを比較して
ご紹介していきます。
今回はそれぞれの補助金に関して、
どのくらいの補助率となり、補助金額となるかの【補助率と補助金額】をご紹介します。
「補助率と補助金額」の記載されている資料
それぞれの補助金の下記の資料に「補助率と補助金額」が記載されています。
ここではそれぞれの補助金に関して、下記2点の資料に関して比較します。
●事業再構築補助金（中小企業等事業再構築促進事業）（令和2年度第3次補正予算）
のパンフレット
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2020/201224yosan.pdf
●ものづくり補助金（中小企業生産性革命推進事業の内訳）（令和元年度補正予算）
の5次締切公募要領の主要箇所を抜粋
https://portal.monodukuri-hojo.jp/common/bunsho/ippan/5th/reiwakoubo_201222.pdf
以下、この２つの資料で「補助率と補助金額」を比較していきます。
事業再構築補助金とものづくり補助金の「補助率と補助金額」違い
補助率と補助金額はどちらの補助金とも従業員規模や申し込む型式によって異なるので正確にご紹介すると複雑です。
ここでは申込みが多い下記について比較してきます。
●事業再構築補助金に関しては、「中小企業の通常枠」
●ものづくり補助金に関しては、「一般型の中小企業の通常枠」
上記の補助率と補助金額の違いを簡潔にまとめると下記のようになります。
上記前提の比較の場合、補助率に関しては事業再構築補助金は2/3と補助金が支給される割合は高く優位です。
また補助金額の上限に関しても、ものづくり補助金が1000万円であるのに対して、
事業再構築補助金はなんと6000万円です。
まとめ
ものづくり補助金のように最大１０００万円補助される補助金も数少ないですが、
事業再構築補助金のように最大６０００万円補助で、中小企業が活用でき、
かつ予算規模の大きい、つまり受給できる企業数の多い補助金は当社の知る限り他にはありません。
とくに事業再構築に関して多額の投資を考えられている中小企業様は
事業再構築補助金にトライされてみてもよいかと思います。
ほか、その他の違いも下記にてご参考ください。
