INNOVALES株式会社

CONTACT

ものづくり補助金〔一般型〕の1次締切分の採択発表がありました

ものづくり補助金 補助金や中小企業支援制度

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕の1次締切の採択発表がありました。

当社のご支援先も複数者、採択されました。

採択発表から、今回の1次公募に関しての
当社の見解をご紹介させていただきます。

採択率は非常に高かった

採択率は下記のように62.5%と非常に高かったです。

応募者数が少なかったことに加え、
政府もコロナへの経済刺激策の一環として採択率をあげる意向があった結果、
採択率が高くなったのではないかと予想しています。

応募者数 採択者数 採択率
2,287 1,429 62.5%

応募者数が減ったことに関しては、私見として、次の2点からではないかと感じています。
①コロナ対応で設備投資の優先順位が下がっている企業が増えている
②賃上げ要件未達の場合は補助金返還を求められるという規定が、今年から加わったので応募にためらった企業が増えた

感覚としては例年と比較して応募する企業は半減くらいしているのかな、と思います。
やはりコロナ対応で、経営における優先順位が設備投資よりも雇用維持等が高くなっているという印象です。

2次公募は更に多くの企業が採択される予想

2次公募は、1次公募で行われている「通常枠」に加えて「特別枠」という予算枠が上乗せされ公募されます。
つまり、予算額が大幅に増えているため、採択される企業数は増加し、採択率もさらに上がると予想しています。

1次公募で62.5%だったので2次公募は「通常枠」と「特別枠」のトータルで考えると
採択率が8割〜9割くらいになるかもしれません。

このような高い採択率はものづくり補助金が開始して以来、はじめてです。

コロナにより経済が停滞している中、景気刺激策をふくめ、
前向きな設備投資をする企業には支援策を拡充することは
国の施策として理にかなっていると思います。

ものづくり補助金「特別枠」については下記も参考ください。

採択されている常連企業も多かった

今回の採択結果から意外だったのが、採択されている常連企業も多かったことです。

今回のルールから3年以内に採択されている企業は減点措置がとられることになっていますが、
その減点される点数がそれほど多くなかったのかもしれません。
また、採択されやすい常連企業はそもそもの事業自体が優位性や特殊性があったり、
差別化できていることも大きな要因かもしれません。

“補助金情報メルマガ”