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生産性革命推進事業(ものづくり補助金など)で類型B⼜はCのみ補助率が3/4の理由

ものづくり補助金 補助金や中小企業支援制度

生産性革命推進事業(ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金など)では
下表のように特別枠の類型B⼜はCのみ補助率が3/4です。

【各補助事業の拡充内容(補助上限・補助率)】

(出所:経済産業省「令和2年度第2次補正予算案(概要)」

ちなみに類型A、B、Cとは下記のとおりです。

  • 類型A:サプライチェーンの毀損への対応
  • 類型B:⾮対⾯型ビジネスモデルへの転換
  • 類型C:テレワーク環境の整備

個人的に、なぜ類型Aと類型B,Cで補助率に差があるのが疑問でしたがその理由が明らかになりましたのでご紹介します。

理由の出所は、「小規模事業者持続化補助金の申請手引き(概要版)」です。

その資料に下記のように記載があります。

申請に関するQ&A 
Q8:申請に関する類型Aのみ補助率が2/3なのは何故ですか?
A:感染拡大防止につながる事業について補助率を3/4に引き上げることとしたため、類型A (サプライチェーンの毀損への対応)は、感染拡大防止と直接関係がなく、補助率の引き上げはございません。

つまり、
類型A(サプライチェーンの毀損への対応)は感染拡大に関して間接的な影響。
類型B(⾮対⾯型ビジネスモデルへの転換),C(テレワーク環境の整備)は感染拡大防止に関して直接的に関係があるので補助率が優遇される。
ということですね。

いずれにせよ、特別枠は補助率や補助上限額で優遇がありますので
新型コロナの影響からV字回復するために、設備投資や販売促進策を実施される際は
こういった補助金の活用は有効です。

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