2021年9月2日（木）に
事業再構築補助金「第2回公募」の採択発表がありました。

当社のご支援先も4社、採択されました。
採択された企業様は誠におめでとうございました。

第2回公募分の傾向等をご紹介します。

事業再構築補助金第2回公募の通常枠の採択率は３6％

下記の補助金事務局公表資料「事業再構築補助金　第2回公募の応募と採択結果」によると、
応募件数ベースで人気の多かった中小企業通常枠の採択率は36％（応募件数14,800、採択件数5,367）でした。

特別枠などを含む全体では採択率４５％（応募件数20,800、採択件数9,336）でした。

上限の補助金額が低く設定されている中小企業特別枠に関しては採択率６７％（応募件数5,884、採択件数3,919）であり、
第１回にひきつづき６割以上と非常に高い採択率でした。

1,2回目の採択率で中小企業に関しては
通常枠　３割台
特別枠　６割台
であったので、３回目以降の採択率も概ねこの水準で推移すると思っています。

３回目は最低賃金枠も新設され、特別枠よりも優先採択されるとされているので
そちらは７割台以上の採択率になるかもしれません。

特別枠OR通常枠で申し込むかは重要

上述のように事業再構築補助金に関して
通常枠　３割台
特別枠　６割台
という概ねの採択率の傾向がみえてきました。

あと残るはおそらく４回目、５回目の２回ですが、特別枠のほうが圧倒的に採択されやすいので
補助金上限が下がっても事業化に十分な企業は
多少、補助事業の予算を抑えてでも特別枠に優先的に申し込んだほうがよいかと思います。