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ものづくり補助金(令和2年度:2020年度実施)の5次締切分の概要

ものづくり補助金 補助金や中小企業支援制度

ものづくり補助金(令和2年度:2020年度実施)の5次締切分が開始し、公募要領が昨日12月22日に公表されました。
特筆すべきことは下記2点です。
①5次締切分では特別枠等の措置はない?
②採択可能性は低い?
この記事ではその概要をご紹介します。

ものづくり補助金(令和2年度:2020年度実施)の5次締切分の概要

ものづくり補助金5次締切分の概要は下記のとおりです。

ものづくり補助事業公式ホームページへのリンク

https://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html

公募期間

【公募開始日】 令和2年12月18(金) 17時
【申請開始日】 令和3年2月2日(火) 17時
【申請締切日】 令和3年2月19日(金) 17時

補助上限・補助率

【補助上限】 1,000万円(一般型)
【補助率】 1/2(小規模事業者は2/3)

補助要件

以下を満たす3~5年の事業計画の策定及び実行
・付加価値額 +3%以上/年
・給与支給総額+1.5%以上/年
・事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円

ものづくり補助金(令和2年度:2020年度実施)5次締切分では特別枠等の措置はない?

令和2年度第3次補正予算案ではものづくり補助金等に関して、
「新特別枠」として、
予算が増額され、さらにそれで応募すれば補助率アップ等の措置が行われる予定です。

【令和2年度第3次補正予算案「新特別枠」の詳細は下記ブログにて】

ただし、今回の5次締切では公募要領を見る限り、
その措置は反映されていません。

なので、新特別枠が運営されるのは、その次の「2021年5月締切予定の公募」になる可能性が大きいです。

ものづくり補助金(令和2年度:2020年度実施)の採択可能性は低い?

5次締切の採択可能性はあまり高くはならないのでは、と、当社では想定しています。

採択可能性は簡単には、予算残額÷応募者数で決まりますが、
予算残額がそんなに多くはない、と想定しているからです。
予算残額が多くない想定は先述のとおり、新特別枠の増額分(中⼩企業⽣産性⾰命推進事業の特別枠として2300億円)が今回は反映されない見込みだからです。
ただ一方で通常の予算(中⼩企業⽣産性⾰命推進事業として3600億円)はまだ多く残っているとのことなので、その分も多く消化するとなると
予算額が増えるので、採択可能性はそんなに低くならないかもしれません。

ということで、繰り返しになりますが当社の想定としては「採択可能性はあまり高くはならない」が、そこまで低くはならないとも考えています。
全国的な採択率としては今年は1〜3次では平均すると5割程度の採択率なので
5次締切分は3〜4割の採択率になるのでは、と想定しています。
ただし、この辺りは採択時期のコロナ等の社会情勢や政治判断等にも左右されそうで結果が出るまではよく分からない、、というのが本音です。

まとめ

ものづくり補助金の5次締切分もはじまりました。

今回は令和3年2月19日の締め切りまで、ほぼ2ヶ月と時間は割と余裕があります。
中長期的に必要な設備投資があればぜひこの機会にチャレンジをおすすめします。

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