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30年度補正予算ものづくり補助金2次公募の結果からみる、採択される事業の傾向

ものづくり補助金

本日ものづくり補助金の2次公募の結果が本日11月5日17時に発表されました。

当社の支援先もおかげさまで多数採択されました。

ここでは2次公募の公表サイトから、今回の結果をかんたんに分析してみます。

2次公募の採択結果公表サイト

下記にて採択結果が公表されています。

 www.chuokai.or.jp
平成30年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(2次公募...
https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/mono-192koubosaitakuPm7Fc191105.html

また、各都道府県の中小企業団体中央会のHP(「●●県 中小企業団体中央会」で検索)でも公表されています。

採択数と採択率など

30年度補正予算ものづくり補助金2次公募は
応募者数:5,876者(昨年度:6,355者)
採択者数:2,063者(昨年度:2,471者)
でした。

よって
採択率は35.1%(昨年度:38.9%)でした。

昨年度と比較して①応募者数、②採択者数とも減りました。

①応募者数が減ったのは、公募期間がほぼ1ヶ月(令和元年8月19日(月)から令和元年9月20日(金))と、
昨年度の約1ヶ月半(平成30年8月3日(金)から平成30年9月18日(火))と比較して、
2週間程度短かったのが最大の原因だと思います。

また、今回から完全に電子申請に移行したので、
電子申請に対して様子見をする意味で見送りした企業も多かったかと思います。

②採択者数が減ったのは、補正予算の規模が昨年度の1000億円から
今年は800億円と削減された影響から減少したと考えられます。

採択された事業の傾向は?

採択倍率が約3倍の難関となった今回の公募。
採択された事業の傾向を採択一覧の「事業計画名」から読み解くと
下記のような事業が多く採択されていました。

  • 新事業分野開拓
  • 新商品開発
  • ロボットや自動化装置など高い生産性向上アップ

つまり、ものづくり補助金の趣旨である「革新性」の強い事業計画名が多く採択されていました。
趣旨なので当たり前といえば当たり前ですが、よりこの傾向が強くなっています。

事業計画名だけを読んでいても、年々応募する事業のレベルが上っているな、というのはひしひしと感じます。

来年度(2020年)は?

来年度、つまり2020年のものづくり補正予算もおおよそ施行される見込みです。

生産性向上のために、設備投資を検討されている企業様は早めの対策をおすすめします。

当社でも支援は受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

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