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2021年公募のサプライチェーン補助金の概要予想

中小企業関連の時事 補助金や中小企業支援制度

2021年に公募される予定の
令和2年度第3次補正予算「サプライチェーン補助金(正式名称:サプライチェーン対策のための国内投資促進事業)」」
事務局の募集が本日1月12日に始まり、おおよその制度設計が見えてきました。

今回はその事務局の公募要領から現時点での
2021年公募のサプライチェーン補助金の概要予想を行います。

※あくまで事務局の募集であり公募開始ではありません。

2021年公募のサプライチェーン補助金の事務局公募HP

令和2年度第3次補正予算「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業」に係る事務局の公募が下記にて公募されています。

ただし、当該公募は、あくまで
補助金の管理・執行団体を募集するものであって、
間接補助事業者(工場・設備等の導入を行う方)向けの公募でないことに
注意が必要です。

上記の募集要項から現時点での制度設計の予想を下記にてしています。

2021年公募のサプライチェーン補助金の予算額と採択規模

募集要項3ページに下記の記載があります。

本公募の結果、採択された事業者は、事業に要する費用のうち、令和2年度第3次補正予算において措置される予定の金額(2,108億円(間接補助事業者に交付する額を含む。))を超えない範囲でEPCが相当と認める金額(以下「委託費用」という。)についてEPCと委託契約を締結します。なお、間接補助事業者に係る公募回数は1回、管理件数は200~400件程度を想定しています。
※委託費用の積算の前提は、公募回数1回、管理件数300件とします。

つまり、予算総額は2,108億円です。

昨年2020年が総額3,060億円(補正予算2200億円+予備費860億円)でしたので、
少し予算は減っています。

また、採択規模は200〜400件程度の想定となっており、
300件程度ともあります。
つまりおおよそ300件程度採択があるものと見込めます。

昨年の採択社数が203件(先行審査分57件+本審査146件)であったので少し採択社数は増えそうです。
逆に、1社あたりの補助金額は減る想定だと思われます。

2021年公募のサプライチェーン補助金の補助率や補助上限額

募集要項19ページに補助率等について下記の記載があります。
【別表2(サプライチェーン対策のための国内投資促進事業に係る補助対象、補助率、補助上限)】

ちなみに昨年2020年の補助対象事業Bの補助率等は下記(公募要領より抜粋)でした。

つまり、補助率や補助上限額は減少しています。
昨年は補助率等の条件が良すぎて2次の応募倍率は10倍以上と
応募過多でしたので、その辺も考慮されているのかもしれません。

条件が減少したとはいえ、補助上限額100億円は大きな額です。

さきほどの予算(約2000億円)と採択予定件数(約300社)から、
単純計算(2000億円÷300社)すると、1社平均では6〜7億円の補助額になります。

2021年公募のサプライチェーン補助金の公募回数と公募時期

募集要項3ページに下記の記載があります。

なお、間接補助事業者に係る公募回数は1回、管理件数は200~400件程度を想定しています。

つまり公募回数は1回しかない見込みです。
昨年は2回公募がありましたが今年は1回の予定です。

また、応募時期に関しては、公募HPに下記の記載があります。

なお、本公募は、令和2年度第3次補正予算成立後、速やかに事業を開始出来るようにするため、補正予算成立前に公募の手続きを行うものです。

1月に補正予算は成立する見込みであり、ものづくり補助金等の予算も例年は2月末〜3月頃のスタートが多いので、
2021年2月末〜3月頃スタートで、
5月くらいまで公募されると当社では予想しています。

2021年公募のサプライチェーン補助金の採択される企業規模の傾向

昨年度の採択社一覧は下記のようでした。
【先行審査(57件)】

【本審査(146件)】

昨年の先行審査はイレギュラーであったので
おそらく昨年の本審査のような採択傾向になる気がしています。

つまりは大きな企業が有利になると思われます。
理由としては下記2点からです。
1.制度の趣旨である素材(生産拠点の集中度が高く、サプライチェーンの途絶によるリスクが大きい重要な製品・部素材、または国民が健康な生活を営む上で重要な製品・部素材)を直接的に生産しているのは大企業が多い。
2.審査項目(昨年)では「基本的事項の審査」項目として、適格性、財務の健全性、補助事業の実現性という項目も審査された。こういった項目は一般的に大企業のほうが優位にに働くと思われる。

上記2点と、昨年の傾向から大企業の方が有利だと予想していますが、
あらゆる企業にとってもチャンスはゼロではないので前向きに検討されても良いかもしれません。

まとめ

2021年公募予定のサプライチェーン補助金も春先には、開始される見込みになってきました。
おそらく1回きりの公募ですので応募される企業様はいまから準備に取り掛かることをおすすめします、

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